通信制高校の単位認定って全日制高校とどう違うの？

 

こんにちは

大宮キャンパスの橋本です

 

連日カラッと晴れていますが

寒いは寒いですね

 

今日は単位認定試験なので

通信制高校の単位認定について

お話ししたいと思います

 

わが国で

高校を卒業するためには

 

①　７４単位の取得

②　３年以上の在籍

③　30単位時間以上の特別活動への参加

 

が必要です

 

②③は全日制高校でも定時制高校でも

通信制高校でも全く変わらないので

 

通信制高校とそうでない高校の差は

①から生じることになります

 

単位を認定するために

全日制・定時制の高校では

出席時数というものが関わってきます

 

すべての科目について

開講されている講義を

3分の2以上出席しなければならない

 

という規定が単位取得の要件となっているのが

全日制・定時制の高校です

 

もちろん、授業出席から得られるものも多いので

全日制・定時制の高校さんにも大きなメリットはあります

 

しかし、全員が毎日すべての授業に

出ることができるわけではありません

「プロスポーツ活動と高校卒業を両立したい」とか

「持病があって登校して授業を受けるのは難しい」とか

「仕事が忙しくて毎日は通えない」とか

 

ここを見ている方々は

いろいろな事情を皆さんお持ちだと思います

 

そんな場合でも

あきらめずに高校を卒業できる

単位を認定できるのが通信制高校です

 

通信制高校では

日々のキャンパスへの出席は

単位とは関係ありません

代わりに

 

A　レポート

B　スクーリング

C　試験

 

という三つが単位認定要件となっています

 

A レポートは

教科書を見ながら取り組む学習プリントです

毎月一定量が課されるので

締め切りまでに取り組んで

提出することが必要です

PCやスマホで取り組めるwebレポートと

紙に書き込むタイプのレポートがあり

一ツ葉高校ではこの両方を課しています

例として数学では

二～三週間に一回、B４サイズの紙レポートと

10問程度のwebレポートが課されています

 

 

B　スクーリングは

修学旅行のようなものですが

全日制高校の修学旅行より意義がはるかに重いものです

一ツ葉高校では年に一回、三泊四日課されます

熊本県山都町というところに行って宿泊学習を行います

文部科学省の規定で行っているものですので絶対参加です

この4日を欠席すると卒業できなくなります

逆に、キャンパスへの登校は

どんなコースであっても義務ではないので

ご安心ください

 

最後に試験です

全日制高校の期末試験のように

一ツ葉高校でも試験があります

試験日は学校から示され

欠席の場合、最悪単位が出ないことがあります

 

一年間のうち

出席義務があるのは

試験とスクーリングの日だけなので

 

平日に何日休んでも

 

レポートを出して

試験で合格点を取り

そしてスクーリングに出席すれば

 

単位を出すことができます

 

もちろん

高校卒業の資格は全日制・定時制高校のそれと

全く同様の効力を示します！

高卒公務員採用を受けることもできますし

大学受験だってできます

就職した場合も、高卒の給与テーブルに乗ります

 

様々な事情があって

全日制高校をあきらめかけている皆さん

通信制高校を

選択肢の一つに加えていただければ幸いです

橋本

トランプとさいころがあれば一生遊べる系ボードゲーマーです