千葉キャンパス ブログ

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  1. ABO式血液型の話

    皆さんは血液型と性格は関係があると思いますか?

     

     

    「A型は真面目で几帳面」「B型はマイペース」「O型はおおらか」「AB型は個性的」といったように、血液型によるイメージってありますよね。血液型で性格を判断するのは日本人やアジアの人特有だそうです。

    そして、勿論、血液型による性格判断は科学的根拠に乏しいと言われています。また、その他の海外の人に血液型を聞くと、「なぜそんなことを聞くのか」とかなり怪訝な顔をされるそうなので注意が必要ですよね。

     

    ちなみに日本人の血液型の割合はA型が約40%O型が約30%B型が約20%AB型は10%がそうです。日本人はA型が一番多いそうですが、世界的にみるとO型が一番多いそうです。

     

    血液型の遺伝子に限らずですが、通常、ある形質(例えば、髪質、肌の色、目の色など遺伝的特徴)に関する遺伝子について、両親から1つずつ遺伝子を受け取り、2つの遺伝子を持っています。

    血液型に関しては、A、B、Oの3種類の遺伝子があり、両親どちらからもAを受け継いだ場合、AA→A型となります(BB→B型も同じ)。

    片方の親からA、もう一方の親からBを受け継ぐとAB型となります。

    O型は表に現れない形質(潜性形質)で片方の親からA、もう片方の親からOの遺伝子を受け継いだ場合、遺伝子の型はAOとなりますが、O型として現れずA型となります(BO→B型も同じ)。

    O型になる場合は、両親からOの遺伝子のみを一つずつ受け取った場合です。(OO→O型)(かなりまれなケースですが、A型やBの遺伝子を持っているにも関わらずO型のボンベイ型という血液型もあります。)

     

    昔は産まれたときに、血液型の検査をしていましたが、産まれた直後は母親の血液型に影響を大きく受けるそうで、現在は、新生児の血液型を検査しない産院が増えているようです。

    「もし、大けがして輸血が必要な場合、病院で血液型が分からないと困るじゃないか。」と思いますが、もし、そのようなことがあっても、まず血液型を検査するそうですので安心してください。

    むしろ、間違って血液型を認識しているケースが結構あるそうなので、病院では患者さんから血液型の申告があっても、必ず検査はするそうです。

    もし自分の血液型を確実に知りたい場合は、輸血や健康診断の際に教えてもらえるので、是非受けてみてくださいね。

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