千葉キャンパス ブログ

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  1. 見えないものを見る

    通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの松下です。

    今日はこの時期にしてはやや暖かく、
    千葉キャンパスには日の光も差し込んでいます。
    ただ、空気は乾燥しており、今日も加湿器は朝からフル稼働です。
    生徒の中にはこの時期特有の感染症で体調を崩している人もいるので、
    睡眠と栄養をしっかりとって、抵抗力が落ちないよう気をつけましょう。

    さて、先週も紹介しましたが、
    千葉キャンパスでは毎週火曜日は数学Dayです。
    多くの生徒が苦手意識を持ちやすい二次不等式を乗り越え、
    前回のレポートから三角比という図形の単元に入りました。
    三角比は、測量や設計などの分野でも使われており、
    見えないところで私たちの生活を支えている重要な知識です。

    三角比はその名の通り、三角形の辺の比と角度に関する単元です。
    三角形にまつわる公式や定理はたくさんありますが、
    最も有名なのはおそらく、
    数学1の授業でも扱った「三平方の定理」ではないでしょうか。

    三平方の定理は、ピタゴラスの定理とも言われます。
    直角三角形の3つの辺の長さの関係を表す定理ですよね。
    ピタゴラスは古代ギリシャの時代を生きた哲学者であり、数学者でもあります。

    ピタゴラスの定理というだけあって、
    ピタゴラスが発見した定理かと思われるかもしれませんが、
    実は、この定理をピタゴラスが発見したというはっきりとした証拠はないそうです。

    また、午後には数学2の授業で積分を勉強しました。
    積分といえば、ヘビのようなにょろっとした記号が特徴的ですよね。
    あれは、アルファベットのSを縦に伸ばしてたものだそうです。
    この積分記号はインテグラルと読みます。

    積分法の確立に多大な貢献をした一人が、
    万有引力の法則でおなじみの、アイザック・ニュートンです。

    ニュートンはイギリスで生まれ、名門ケンブリッジ大学で学びました。
    しかし、ちょうどその時期、ペストが流行していたため、大学は一時休校となったようです。
    万有引力の法則に関する着想を得たのは、この頃であるといわれています。

    ニュートンの功績はあまりにも多く、それだけで1つの講義ができるほどですが、
    高校生でも勉強する三つの運動の法則は、広く知られています。

    そのうちの一つが、慣性の法則です。
    誕生後、外から力が加わらないにも関わらず地球が自転を続けている理由も、
    慣性の法則で説明することができます。

    この世界で起きている自然現象は、多くが数学を使って説明することができます。
    そう思うと、理数系の勉強も少しは楽しくなりませんか?

    通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス 松下

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