~古きを温ねて新しきを知る~
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの宮本です。
今朝、千葉キャンパスに出勤する途中、何気なくぼーっと車窓を眺めていたのですが、
何がどうしたものか、津田沼駅を過ぎたある瞬間に、
その風景がものすごく鮮やかなものに変わったのです。
なぜだろう。どうして、一瞬にして鮮やかな風景に変じた(ように見えた)のだろう?
目をキョロキョロさせながら考えました…。
「ああつ、そうだったのか!紅葉だっ!」
そうです。今までふんわりとした黄色に染まっていた街路樹や公園の木々が、
ここ数日の寒さで一気に鮮やかな紅色に模様替えしていたのです。
自然の営みというか、自然の手並みの鮮やかさに感服したひと時でした。
関東地方にも、箱根、秩父、養老渓谷、日光など紅葉スポットがありますが、
通学や下校の折に、通学途中の風景に目を止めてみてください。
そして、四季のある国も小さくて素敵な変化を探してみてくださいね。
小さな発見が、みんなの一日をちょっとだけ面白くしてくれるに違いありません。
今日から、古典は漢文が始まりました。
日本では平安時代以降から不動の人気を誇る「唐詩」です。
日本では、漢詩=唐詩と言っても過言ではありません。
(中国人の友人曰く、唐詩よりも上品で技巧的な宋詩が、中国では人気だそうです)。
日本の文化・思想に大きな影響を与えた中国文化の一角を紐解くことは、
日本史や世界史、古典などの学習にも大いに役立ちます。
まさに「故きを温ねて新しきを知る(孔子・論語)」ですね。
今日学んだ「漢文の読み方の基本」「超基礎記号のポイント」などを足がかりに、
深遠なる中国ロマンの世界に漕ぎ出していきましょう!
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス 宮本