通信制 一ツ葉高校　代々木キャンパスの丹羽です。

先週は、ホームステイの話をしました。
今回は、私のホームステイ体験について少しお話ししましょう。
これを機会に、古い記憶を辿ってみたいと思います。

１度目は、大学２年生の春休み。
大学にいたアイルランド人の神父様で教授の先生が開催したツアーに参加、
アイルランド５週間のホームステイ（うち１週間はアイルランド一周バスツアー）でした。
2度目は成人してから、高校時代にお世話になったイギリス人のピアノの先生のご家庭でした。
テロなど物騒な時代でしたが、その他の地域は至って素朴で平和、
首都ダブリンは歴史ある落ち着いた町でした。
私がホームステイしたのは、ダブリン郊外の新興住宅街の若い警察官のご家庭でした。
３歳と５歳のお子さんのいる厳格で質素なご家庭に、友人と二人でホームステイしました。

ホームステイの最大の利点は、その国の普通のご家庭の生活習慣や考え方を肌で感じられることです。
アイルランド人は「物や食べ物を大切にする」ことをモットーにしているため、
私たち日本人学生の生活習慣はかなり注意されました。
特に、水の使い方については口うるさく言われました。
お湯は、タンクに貯めてあるものを使う方式なので、使い切ってしまうと暫くは水しか出ません。
アイルランドの方は慣れているので、最小限のお湯しか使わないんですね。
日本人の私たちは毎回使い切ってしまい、次の方がシャワーに入る時には
暫く水しか出ないという迷惑な状況を何度も使ってしまいました。

（次回に続きます）

通信制 一ツ葉高校　代々木キャンパス 丹羽