立川キャンパス ブログ

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  1. 洋書は難しくないよ、楽しいよ

    一ツ葉高校立川キャンパス英語担当の山下です。

    今日は、英単語を暗記するのが苦手、
    長文を読むのが苦手という方に
    楽しんでできる
    おすすめの学習法をご紹介します。

    それは、洋書を読むことです!

    言葉が実際どのように使われているか
    生の姿が分かるので
    非常に頭に入りやすくなりますし
    英語を読む回路が
    頭の中にできてきて、
    読むスピードも上がります。

    単語が分からないのに
    読めるわけないじゃん!
    と思われるかもしれません。

    そんなあなたは、
    図書館の児童書フロアに行ってみて下さい。
    (学校の近くでは立川市立中央図書館がおすすめ)
    小さい時に読んだ童話が英語で書かれた本が
    たくさん置いてあるはずです。
    絵本なので、すぐ終わりますし
    話の内容は知っているので、
    知らない単語があったとしても
    なんとか読み切ることができるはずです。

    おめでとうございます!
    洋書を1冊読みましたね。
    洋書を読んだって
    かっこよくないですか?!
    新しい世界へようこそ。

    その調子で絵本を何冊か読んでみましょう。

    そのあとは
    ラダーシリーズがおすすめです。

    表紙をみれば、見たことがある人も
    たくさんいると思います。

    はしご (ladder)」を一段ずつ登るように、
    だんだんと難しいものが読めるように
    作られたシリーズです。
    沢山の作品が、限られた単語を使って
    易しいシンプルな英語で書かれているので
    読みやすいシリーズです。
    レベル1から5に分かれているので
    自分のレベルにあったものを選べます。
    レベル1は英検4級程度です。

    おすすめは、簡単すぎると感じるものから
    読み始めること。
    簡単な単語しかでてこないとしても、
    英文を何十ページも読み続けるのは
    最初はとても疲れることだからです。
    慣れてきたら、次のレベルのものにしましょう。

    また、自分が読んだことがあるものや
    興味を持てる内容のものを選ぶのが
    大切です。

    山下は最初、簡単に読めると思い
    「Magic Tree House(マジックツリーハウス)」
    を読もうとしましたが
    もともとファンタジーがあまり好きではないせいか
    児童向けの本で易しい英語のはずなのに
    読み進めることができなかったのです。

    半面、好きなミステリーを読むときは
    難しい箇所や知らない単語があったとしても
    話の内容に引っ張られて
    最後まで読み通すことができました。

    ラダーシリーズに物足りなくなったら、
    海外で出版された
    本物の洋書に挑戦してみましょう!

    おすすめは、意外かもしれませんが
    物語ではなく、社会科学系などの
    ノンフィクションです。

    私が初めのころに読んだのは
    日本でもベストセラーになった
    「Factfulness(ファクトフルネス)」
    という本です。
    教育、貧困、環境、エネルギー、医療、
    人口問題などをテーマに、世界の正しい見方を
    わかりやすく紹介しています。

    データに基づいて世界を正しく見ようという
    内容の本で、私たちがいかに思い込みによる
    誤った考えに陥りやすいかわかり
    目から鱗が落ちる箇所も多いと思います。

    小説と違い、口語表現が少なくて
    読みやすい英語で書かれているので
    英検2級くらいの力があれば
    なんとか読むことができると思います。

    コツは、単語をいちいち調べないで
    分からないところがあっても
    想像しながらどんどん読むことです。
    どうしても、知りたい!と思ったときだけ
    調べましょう。

    あとは、自分の好きなジャンルや作家の本
    を読んでみましょう。
    翻訳の本を読むより直接英語で読む方が
    ずっと読みやすいことに気付くはずです。
    ぜひ、いろいろな本を英語で読んで
    世界を広げていってくださいね。

    やました

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