小倉キャンパス ブログ

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  1. 情報を読み取る

    通信制 一ツ葉高校 小倉キャンパス 松本です。

     

    こんにちは。昨日とは打って変わって快晴の小倉です。夜は結構雨が降りましたが、朝になるとあがっていましたね。女心と秋の空とはいいますが、秋の天気はわからないですね。そして今週末は台風が九州に接近するかもしれないとのこと。被害がないことはもちろん、三連休はなんとか確保してほしいですね( ;∀;)

    キャンパスでは視聴授業も大詰め。そろそろ書き方にも慣れてきましたね。今日の情報の時間には、情報を正しく読み取る力「メディアリテラシー」について学びました。事実の中でどの部分を抽出し、その中に発信者のどのような価値観が含まれているかを吟味する必要があります。

     

    例えば、私の大好きな広島カープが阪神タイガースに、2-0で勝ったとしましょう。その際に新聞にはどのような記事(タイトル)がつくでしょうか?

     

    ①カープ、完封勝ち

    ②阪神、惜敗

    ③鳥谷、3安打で一矢報いる

     

    ①の場合はカープの勝利をに伝えています。②は阪神ファンの方でしょうか。負けて悔しい感じが出ています。③になるとなんとか阪神を褒めようとしている感じですね。それぞれの立場によって伝え方も変わります。発信者の立場をしっかり把握していくことに、今のうちに慣れておくことが大切ですね。

    今日の生徒の感想にも、しっかり情報を読み取ったり、それぞれの情報を比較したりしたいといった感想がありました。内容の理解も、ちゃんとできていましたね☆

     

    そんな情報を読み取る中で、「本能寺の変」にまつわる明智光秀の書状が出てきたとのニュースがこのたびありました。明智光秀が本能寺の変を起こしたのち、和歌山県の豪族に対して、「信長を討ちました。(室町幕府15代将軍)足利義昭が京都に戻る際は、協力をお願いします。指示は将軍からあるでしょう」と言った内容です。

     

    この書状から、明智光秀が足利義昭将軍と関係を持っていたことがわかります。ある人は、本能寺の変で信長を討った理由を、「室町幕府を再興(信長に義昭は京都を追い出されており、それが室町幕府の滅亡とされています)を目指した」と考える人もいるでしょう。他にも、いつも無理難題をふっかけられたことに対する「怨恨説」もあります。また、光秀と仲の良かった四国の長曾我部元親が信長に滅ぼされそうだったからそれを救うために起こした、秀吉や家康と実はつながっていた、など様々な説があります。真実は本人にしかわかりませんが、資料(情報)をもとにいろいろと想像することも歴史の楽しみの一つですね。

     

    ただ、実際に自分にとって必要な情報を、正確に、的確に得ることはこれから必要になってきます。今のうちに、いろいろ訓練していってくださいね。

     

    通信制 一ツ葉高校 小倉キャンパス 松本

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