千葉キャンパス ブログ

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  1. 「ヒトはなぜ忘れるのか?」

    通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス

    <<受験生必読!暗記の秘訣、教えます!>>

     

     

    村島です。

    私たちは「忘れる」ことができる生き物です。もし、忘れることができなければ、いつまでもトラウマに苛まれることになるかもしれません。「忘れること」はヒトが進化の過程で身につけた能力の一つであると言えます。「忘れること」がヒトにとって都合がよいから「忘れる」のです。

     

    そして、「情報を曖昧なものにしておく」というもの脳の特性の一つです。それによって、保存しておく情報のデータ量を小さくし、膨大な情報量をとどめているといえます。という訳で、「顔は思い出せるのに、あの人の名前を思い出せない…」とか、「随分前に行った旅行のことが思い出せない」となるのは当たり前と言えます。

     

    少し話がそれるかもしれませんが、人が危険な状況にあったときに、周囲がスローモーションに動いているように感じるのは、次に同じようなピンチが起こったときに対応できるように、なるべくたくさんの情報を得て記憶しておくためだと考えられています。

    今までの経験で危ない状況だったことを鮮明に覚えていることはありませんか。人はピンチに陥ったときに、記憶する能力が最大限になるということですね。だからといって、危ない状況において勉強する訳にはいきませんので、必ず安全な場所で勉強してくださいね。

     

    ヒトの脳は短期記憶と長期記憶に分けて情報を残しています。一時的な情報の短期記憶は、必要と判断されれば長期記憶に移されます。

     

    ヒトの脳は生きるのに本当に必要なことは忘れないようにできています。

    ということで無意識に「この情報は生きる上で必要ない」と判断された記憶は消されていくことになります。確かに教科書に載っている情報は今すぐ生死に関わる情報ではないと言えます。「試験勉強で必死で覚えたのにテストが終わると忘れてしまった…」となるのは、そういう訳なのですね。

     

    でも試験勉強、受験勉強では、その「生死に関わらない情報」を一定期間覚えておかないといけません。脳に「この情報は重要だから覚えておかなくてはいけない」と思わせないといけないのです。ある意味、「脳を騙す」必要があるといえます。

    そのためのコツがいくつかあります。

     

    • 何度も繰り返し覚える

    ヒトは7回繰り返された情報は記憶が定着するそうです。何度も繰り返し触れた情報は、必要な情報と判断され、長期記憶に移されます。

     

    • 覚えたら睡眠をとる

    ヒトは睡眠の間に必要な情報を選択し、重要な情報を長期記憶に移しますが、寝る直前に覚えたことは特に長期記憶に残りやすいそうです。

     

    • 何か別の情報とくっつけて覚える(イメージや音)一番記憶に残りやすい方法は自分でノートに図やイラストと一緒にまとめてみることです。教科書の図を単に写してみるのも良いですが、自分で考えて描いた絵の情報はなかなか忘れません。あと、「例え」を使って覚えておくことも有効です。私は生物を教えていますので、生物で例えると、「DNAは百科事典のようなもので生物の情報全てをもっているのに対して、RNAは必要な情報のみをコピーしたコピー用紙のようなもの。」といった感じです。

    耳がよく、語呂合わせや歌で覚えるのが好きな人は、是非、自分で語呂合わせや歌を作ってみてください。音の記憶がイメージの記憶より強いタイプの人にはおススメです。

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