読書の楽しみ
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの石野です。
今日はようやく雨もひと段落しましたが、
気温がずいぶん下がってコートを着てくる生徒もいました。
レポートなどで疲れもたまっているかもしれませんので、風邪には注意してくださいね。
さて、今日の現代文ではついに「こころ」を終わらせました。
30頁を超える長文ですから、進学コースの生徒でも手こずるのは仕方のないことです。
でも、大学に入ると文系であっても理系であっても、毎週のように文献読解の課題が出されます。
普通の講義でも、やはり参考文献などを読み込んでいかないと、
先生が何を言っているのかまったく理解できず、単位を落としてしまうことになります。
現代文の授業はそういった学問の世界に入るための基礎力をつけるためのものでもあります。
長い文章を読むのは大変かもしれませんが、
読書スピードは文章を読めば読むほど上がっていきます。
まずは興味のあるテーマだけでいいので、多くの文章を読んで慣れていくようにしてください。
高校の恩師は「大学でまずやるべきは、図書館の使い方を理解すること」と仰っていました。
たとえば千葉キャンパスから一駅のところには千葉大学がありますが、
正門を入るとたいへん立派な図書館が目に入ります。
中には蔵書が豊富に並べられていて、まさに宝の山。
進学コースの皆さんがこのような山の中をかきわけて、
すばらしい知の世界に入り込んでくれることを願うばかりです。
私の授業が少しでもその手助けになれば嬉しいです。
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス 石野