「世界的発見と『あと一日』の粘り」
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの宮本です。
今日は、今朝飛び込んできたばかりのニュースについてのお話です。
兵庫県神戸市にある理科学研究所・発生再生科学総合研究センターの
小保方晴子さん(30)が、マウスから採取した細胞に刺激を与えることで、
どんな器官や組織にもなることのできる「万能細胞」を作製することに成功しました。
この細胞についての説明は、各キャンパスの理系の先生方にお任せするので、
不明な点はしっかり質問してくださいね(๑≧౪≦)てへぺろ
それよりも、今日は強烈な逆境にもめげなかった小保方さんの素敵なセリフを紹介したいと思います。
昨年春、イギリスの科学雑誌「ネイチャー」に作製成功についての論文を投稿した時には、
「生物細胞学の歴史を愚弄している」とまで酷評され、
成功を疑問視され、排除されかけてしまいました。
しかし、どんなに苦しい時でも小保方さんは「何度もやめようと思ったけれど、
あと一日だけ頑張ろうと続けてきて、いつの間にか今日に至った」
と新聞のインタビューに答えています。
この「あと一日だけ頑張ろう」ってフレーズが、とっても素敵だなと思いました。
何か特別な言葉でも、綺麗な言葉でもなく、ごく普通の言葉なんですよね。
それに、青筋立てて汗を撒き散らし髪振り乱してるわけでもない。
好きなことにひたむきに、でも自然体で向き合っているうちに大成功を成し遂げたわけです。
「あと一日」「あと一歩」…このほんの小さな勇気を持ち続ける素晴らしさ、
私たちも見習ってみたいものだと思います。
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス 宮本