通信制高校用語集

通信制高校用語集

絶対評価

現在の学校での成績のつけ方です。以前は相対評価でしたが、現在の絶対評価では「設定した目標に、どれくらい到達したか」を基準に、生徒一人ひとりについて評価します。絶対評価のもとになるのが、「観点別学習状況の評価」です。これは、教科ごとに3観点の目標にどれくらい達成できたかを、A・B・Cの3段階で評価するものです。「観点別学習状況の評価」には、テスト結果だけでなく、普段の宿題やレポートの提出状況や授業態度も含まれます。

そもそも、評価方法には、相対評価と絶対評価の2つがあります。相対評価とは「属する組織や集団内でどのような順位にあるか」という相対的な位置を基に、個人の能力に対する評価を行う方法です。そして、一方、絶対評価とは、「集団内での順位にかかわらず、個人の能力に応じてそれぞれ評価する」という評価方法なのです。

それぞれにメリットとデメリットがあり、相対評価では評価しやすくグループ内において評価の偏りが起こりにくいのですが、個人の頑張りを評価しづらいところがデメリットとしてあります。絶対評価は個人にフォーカスした評価ができて評価理由を伝えやすいのですが、評価者による評価のバラつきが発生するなどのデメリットがあります。

従来の日本では相対評価が取り入れられていたようですが、近年は個人にフォーカスできる絶対評価へと評価方法が変わってきています。学校の成績のつけかたも、こういう近年の動きを受け入れたかたちです。

一ツ葉高等学校でも絶対評価でテストの成績とレポートの点数などを加味して評価をしています。

自分のスタイルで成長できる一ツ葉高校へのお問い合わせはこちらから