通信制　一ツ葉高校　福岡キャンパス　宮本です。

　今日の現代文のレポート授業は井伏鱒二の代表作『山椒魚』でした。頭がでかくなって自分の巣穴から出られなくなってしまった山椒魚の心象を描いた小説ですね。読まれた方も多いのではないでしょうか。

　その単元の導入として、今日はみんなに「自分が考える山椒魚」を書いてもらいました！しかし、その参考資料は本当に様々。ゼロから「自分が想像する山椒魚」を書く生徒からケイタイで実際の山椒魚の画像を模写する生徒、電子辞書の参考図をもとに描く生徒、果てにはアニメの登場ロボットと共に書いた君波君や（笑）激しく動く山椒魚、山椒魚の丸焼き（笑）まで、本当にいろんな山椒魚がいました。その一例を紹介します！

　ビクンビクン躍動する山椒魚と暑さにとろけそうな液状化している山椒魚です。「山椒魚」とことばで言い表せば同じ字面ですが、絵で表現してもらうと本当に無限大の可能性があります。全く同じ絵がないというのは本当に不思議なことです。

　今は第5回レポートの第1週目ですが、これから楽しい夏休み……そして定期試験ですね。問題を作られる先生はまた別なので、次回は充分に傾向を研究した過去問題を配布しつつ、「山椒魚」の単元を完了させます。来週もみなさん来てくださいね。

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