大学入試で春までにやっておくこと私立理系編
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの星田です。
大学入試を考えている皆さんに、やっておくべきことを紹介していきます。
今回は理系編です。まず、わかっておいて頂きたいことは、国立文型、私立文型、
国立理系、私立理系すべて、やっていくことが、全く違うと言うことです。
まず、実はこの中で、一番難易度が高いのは、国立の文型です。それは、
用意すべき科目が他の系統に比べ、とてつもなく多いと言うことです。
今回紹介する理系編でまず、注意しねければ、いけないことは、
どの学科に進学するのかをすくなくともゴールデンウイーク前までには
決めておかなければいけません。
逆に言えば、夏休み前になってまだ学科が決まっていなければ、アウトと言うことです。
文型であれば、特に考えておく必要はありません。
なぜならば、職業直結型の学部はほとんどありません。
しかし、理系は、自分の選んだ学部が、将来の職種に直結する学部がほとんどなので、
きちんと考えて大学を調べておかなければなりません。そして、文型よりも学費が高いこと、
所謂偏差値が上がれば上がるほど大学院に進学する率が高くなると言うこと。
大学院まで行かなければ専門職に就けないことなどを理解しておきましょう。
そして何より大学の数が、文型に比べて1/8程度になってしまうと言うことも
知っておいてください。また、同じネーミングの学科でも学ぶことが全く違うので、
安易に考えないようにしましょう。
単に数学が好きだからあるいは、物理が好きだからで学科を決めてしまっては、
数学の先生や理科の先生以外は道はなくなってしまいます。
理系である限りは数学が得意でなければいけません。文型大学であれば、
近隣にたくさん大学がありますが、理系大学は近隣ではいきなり中堅レベルの大学が数校、
下位層の滑り止めに当たる大学は各学科1大学程度あるだけになり、
その他の滑り止めに当たる大学はすべて遠方になってしまいます。
理系である限りは数学です。数学が得意でなければ理系には行けません。
また農学部、一部の薬学志望以外は数学Ⅲまでやらないと数学ⅡBまでの範囲であれば、
受験できる大学の数が、中~下位層の2~3校程度になってしまうことも知っておいてください。
具体的な学習法に関しては、各教科ごとにゆっくり紹介していきます。まずは自分を知ること、
大学を知ることです。
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス 星田