通信制　一ツ葉高校　代々木キャンパスです。

「贈る言葉」

目がぁ、目がぁ、、かゆくて開けられない。。
故にいつも以上に睡魔と戦う日々を送る、花粉症代表、宇野です。
症状は年々ひどくなる一方で、薬を飲んでももはや焼け石に水。
そういうわけで、この涙の原因は花粉症です。
決して卒業式を思い出してのものではありません。悪しからず。

ということで、先週の金曜日に卒業生を送り出したばかりの代々木キャンパス。

私は昨年度からこの一ツ葉高校に着任し、
代々木では「古典」というなかなかレアな科目を教えていたこともあり、
卒業生全員と接点があったわけではありません。
しかし、この職員スペースからその成長をこっそり眺めることは、
私の日々の楽しみでありました。
先週は一人でご飯を食べていたあの子が、今日はみんなと食べているな。
前はレポートを進められずにいたあの子が、今日は集中して取り組んでいるな。
今日は「さようなら」と声をかけてくれた。
今日は話しかけたら笑ってくれた。

皆さんにとっては記憶に１ミリもとどめない様な出来事も、私たち教員にとっては、
成長を実感する大きな喜びになることが往々にしてあります。

卒業生の皆さん。たくさんの喜びを残してくれて本当にありがとう。
一人ひとりこれから歩む道は、楽しいことばかりではありません。
辛くてどうしようもなくなる時もあるかもしれない。
そんな時はどうぞ周囲を頼ってください。
辛いんだ。悩んでいるんだ。どうすればいいんだ。
自分だけでため込まず、周りにいる誰でもいい、助けを求めるようにして下さい。
そして助けてもらったら、今度は自分が周囲にいる人を助けてあげられるような、
そんな人になってほしいと私は思います。

ああ、鼻が出てきました、もちろん花粉症のせいで。

さぁ春期講習が始まり、今度は二年生が新三年生となり、
本格的な受験シーズンに突入です。
卒業生に追いつけ、追いこせ。
皆さんはどんな成長を私に見せてくれるのでしょうか。
楽しみで仕方ない今日この頃なのでした。

「モテる秘訣」

丑谷です。

今日の放課後は、男子高生トークに入れてもらいました。
モテ男のT君は、女子から相談があると、
どんなことでも親切に聞いてあげるそうです。
だからさらにモテるんですね。
ところが普通男のF君は、ちょっと時間がないときは、
「T君なら、聞いてくれると思うよ。」とご案内するとか。
せっかくF君に聞いてほしかった当該女子にとっては、かわいそうなことですよね。
きっと、乙女心がわからないんですな。

私も自分の高校時代を思い出してしまいました。
T君みたいな人をめぐって、女子同士で火花が散っていたこととか、
F君みたいな人が間に入ってさらにもめたりとか、
それなりにおもしろいエピソードが次々と蘇ります。

勉強も一生懸命やったのですが、友情も恋も熱かったなぁ。

一つ残念なのは、私は彼らの母親でもおかしくない年であること。
数学を教えているときや、放課後トークをしているときは、
彼らもなかなかに偉そうなので、年齢差のことなど考えもしないのですが、
厳然として、私は彼らの側ではないわけです。
ここ一ツ葉高校は、職員スペースも開放的で、
いつも生徒たちとコミュニケーションを取れる環境なので、
いつまでも「ちょっとお姉さん」気分が抜けない。
いやはや、錯誤もいい加減にしなければなりません。

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