立川キャンパス ブログ

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  1. 日常がたからもの

    こんにちは、田中です。

    最近、暗くなる時間がどんどん遅くなってきてうれしいです。

    早く夏にならないかな~ワクワクします。

    さて、早いもので東日本大震災からもう10年です。

    仙台で被災した私にとっては忘れられない日です。

    3月11日午後2時46分、心で黙とうをささげるようにしています。

    私にとって阪神大震災がそうであるように、自分や身近な人が経験者でない限りは、なかなかその日を思い出し、何かを感じることは少ないのかもしれないですね。

    ニュースで見て「そうか、あの日か」と思い出すだけかもしれないです。

    それでも、忘れてはいけない日だなぁと思います。

    この時期は、防災セットがよく売れるそうですよ◎

    私はあの日一度、人生終わった~って思って、それでもなんとか生きていたので、奇跡体験してます。

    あの日以来は、どんなにつらいことがあっても、「とりあえず生きてるから、なんとかなるな」という気持ちで過ごすようになってます。多少の出来事では、驚かなくなりました!(留学の経験もあって、度胸がついているのだと思いますが・・・・)

    すべての「あたりまえ」が一気に壊された3月11日。

    「なんでもない、日常」をあんなに恋しく思ったことはないです。

    10年前の3月11日以降の1か月間、私の家にはガスが止まったままでした。

    電気は3日ほどで復帰しましたが、それでもお店は開いていない、ガソリンもない、外は危険。ということで、とにかくおうちにずーーっといて、見たくないなあと思いながら地震のニュースを見ていたのを覚えています。

    帰る家があること、電気がつながっていること、暖かいおうちで過ごせること、お風呂にはいれること、ご飯が食べられること、そして、誰かがそばにいてくれることは、奇跡です。

    被災地で一人暮らしをしていた方は、どれだけつらかったか。

    家族のもとに帰りたくても帰れないし、東京よりは地域のつながりがあったかもしれないですが、それでも頼る人が近くにいないとしんどいですよね。

    被災時は、ネットも死にます。

    オンライン上でずっとつながっている人がいても、電気がなくなったら連絡できないです。

    だから、人と人の繋がりを切らずにいたいですね。

    多くはなくていいから、自分の手の届く範囲の人の気持ちを理解しようとしたり、感じ取ったりできるような人でいたいですね。

    最近は「なるべく人と関わりたくない」という声を多く聞きます。

    気持ちはわからないでもないです。人間なので、一人の時間も大事です。ずっと人と関わっていることは確かに面倒なこともあるかもしれないです。

    でも、いざ!という時に、普段かかわりを持っていない人に助けを求めたり、助けてあげたりできるでしょうか。難しいような気がしますよね。

    「助けて」と声に出したら、誰かが駆けつけてくれる。でも、その声を、自分は出せるのか。

    自分は、そんな声を聞いた時に、駆けつけてあげられる人なのか。

    そんなことをもーんもーんと考える3月最終週です。

    さて、みなさん、今日も健康でいてくださいね( *´艸`)

    暖かくなったらぜひ外に出てピクニックでもしてください♪

    ではでは、今日はこの辺で。

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