こんにちは、立川キャンパスの橋本です。
毎日家にいると、気がめいりやすいですよね。

まず、ご連絡いたします。

明日4月4日は、オンライン入学式です。

ZOOMでご挨拶を配信いたしますので、
新入生の皆様及び保護者の皆様におかれましては、
ふるってご参加いただけますようよろしくお願いいたします。

 

それでは

前回のジンラミーに続き、家族と遊ぶことができるゲームを一つご紹介いたします。

 

４人ゲームの大定番「ブラックレディ」です。

ハーツと呼ばれることもある名作。

「トリックテイキングゲーム」というジャンルの基本的なゲームでもあり、

これを覚えておけばほかの多くのゲームを覚えることができます。

（ドラクエをやったことがあれば、他のRPGもプレイしやすいようなものです）

 

このゲームは、マイナス点を避けるゲームです。

そもそも、マイナス点しか存在しません。

誰かがマイナス５０点に達した時に、最も得点の絶対値が低い人の勝利です。

 

「ハートのカード」は１枚につきマイナス１点

「スペードのQ」が一枚につきマイナス１３点

他のカードはすべて０点です。

 

ルールを説明します。

まず、ジョーカーを含まない５２枚のカードを全員に配りきります。

配られた札は、相手に見えないように持ちます。

ここから、規則に従って全員で一枚ずつカードを出し合ってカードを集めるのです。

 

規則は６つです。

 

• はじめのプレイヤーはなにを打ち出しても構いません。
• 手札に打ち出しの人が出した札と同じスートの札があれば、その中から選びます。
• 同じスートの札がなければ、何を出しても構いません。
• 参加している人が全員札を一枚ずつ出した段階で、札を受け取る人を判定します。
• 最初の人が出した札と同じスートの札を出した人の中で、最も大きい数字を出した人が、場に出た札をすべて受け取ります。
• 札を受け取った人が、次の打ち出しになります

 

手順の実例を見せます。

甲乙丙丁の四人でゲームをしているとしましょうか。

 

まず、甲がスペードの７を出しました。

 

手番は右回りに回ります。

 

甲の右に座っていた乙は、手札にスペードの２とJをもっていました。
考えた後、スペードの２を出します。

 

乙の右には丙が座っていました。丙は手札にスペードがありませんので、
何を出しても構いません。ハートのKを出しました。

 

丙の右に座っていたのは丁です。丁の手札にはスペードが一枚。
スペードの１０がありました。仕方がないのでスペードの１０を出しました。

 

ここで、参加者全員が札を一枚ずつ出したので、この４枚を受け取る人を判定します。

 

甲　スペードの５（打ち出し）

乙　スペードの２

丙　ハートのK

丁　スペードの１０

 

打ち出しと同じスートの札で、最も大きい数字を出したのは丁ですので、
丁はこの４枚をまとめて受け取って手元に置きます（手札には混ぜません）

 

次の打ち出しは丁からとなります。丁は手札から好きなカードを選んで打ち出します。

 

この手順を１３回繰り返し、全員が手元のマイナス点を数えたら
カードを再びまとめてよく切り、全員に１３枚ずつ配り切ります。

 

また新しいラウンドが始まります。
テニスや麻雀のように、小さな勝負を何度も繰り返していくタイプのゲームですね。

 

基本的にはすべてマイナス点なのですが

ハートの２～A、スペードのQをすべて集めた場合

「シュートザムーン」という役となり、

自分の代わりに対戦相手全員にマイナス２６点を与えることができるので、

ロマン派の方は狙ってもいいかもしれません。

 

一度覚えれば簡単に遊べるブラックレディ

 

このブログを備忘録代わりに遊んでくれれば幸いです。

一ツ葉高校立川キャンパスではボードゲームを推奨しています。
今年度は、オンラインでのバックギャモンなどにもチャレンジしたいと思っています。

↑昨年度行われたブラックレディ(ハーツ)の試合の様子です。