立川キャンパス ブログ

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  1. ヒザラガイの明日

    通信制 一ツ葉高校 立川キャンパスです。

    「ヒザラガイの明日」

    こんにちは、立川キャンパスの橋本です。

     

    橋本は生物が好きなので

    生物関連の話題には目がありません。

    道を歩くときも、何か面白い虫がいないか目を凝らす生活です。

     

    昆虫専門と思われがちですが

    昆虫以外の無脊椎動物もだいたい好きですよ。

    大きな脊椎動物は少し苦手ですが・・・w

     

    先月サマースクールで海に行った際に、

    ヒザラガイについて簡単な講義をする機会がありました。

     

    ヒザラガイは恐竜以前よりいる原始的な軟体動物です。

    これはダンゴムシですか?

    と聞かれることがあります。

    ヒザラガイはダンゴムシのように見えますが、貝に近い仲間です。

     

    海岸の岩の表面にじっと張り付き

    餌であるプランクトンや藻類を待っています。

    ゆっくりですが動くこともあり、

    よりよい場所を求めることができます。

     

    こんな説明をすると、みんな不思議そうな表情。

    岩に溶け込むように張り付いているモノが

    れっきとしたイキモノであるという認識は確かに持ちにくいかもしれません。

     

    カクテルパーティ効果もそうですが

    人間はそのとき気になるものしか思考の埒内に入れません。

     

    足元のヒザラガイに気が付かないのは、単に気にしていないからです。

    同じことは進路選択にも言えるかもしれませんね。

     

    現在日本には、17000程度の職業があるといわれています。

    「やりたいことが見つからない」

    というのは、実は単に「知らない」だけなのかも!?

    知られていなくても長く生きている生き物(ヒザラガイ)がいるように

    一見マイナーでも一生をかけるに足る仕事はたくさんあります。

     

    一人ではたどり着けない答えに

    二人でたどり着くことをアウフヘーベン(止揚)といいます。

     

    学校が、そんな思考の補助具になったらいいなと思っています。

    「ロイヤルストレートフラッシュ!」

    こんにちは。
    立川キャンパスの丑谷です。

    「先生も、一緒にゲームしませんか?」
    ん?何のゲーム?トランプ?
    「ポーカーやりません?忙しいですか?」
    出た!ポーカー!
    専門用語多発で、煙に巻くヤツだ!
    わたくし、そういうの、だめなんです!

    すると、男子三人で始まりましたよ。
    「うえーい!」
    「ビッグした?」
    こういう風景、自分の高校時代もよくありました。
    男子数人、いつも同じメンツで、
    教室の片隅で、静かに盛り上がっているパターン。
    話しかけようと思っても、
    見えないカーテンが部外者を寄せ付けない!
    男性脳って、カードゲームにハマるものなんでしょうか?
    それとも、性差なんてないのでしょうか?
    「おれ、エイトヒットあるから。」
    「ち、ついてねーなー。」
    今も私の横で、繰り広げられる男同士の熱い戦い・・・。

    私をゲームに誘ってくれた男子2人は、
    私の数学の教え子でもあります。
    いつも真剣に問題と格闘していますが、
    それにしても、こんなに楽しそうな表情、見たことありません。
    そんなに魅力的なのか、カードゲーム!
    ジェラシー。
    数学の時間に、2人をこんなに楽しませるには、
    一体どうしたらいいのでしょう。
    確率の授業に絡める?
    データの分析の材料にする?
    まだまだ授業研究の道は険しいのでした。

    通信制 一ツ葉高校 立川キャンパス

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