小倉キャンパス ブログ

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  1. リーダーシップ様々

    通信制 一ツ葉高校 小倉キャンパス 松本です。

    こんにちは。雨が降ったと思えば晴れてみたり、また雨になったり、と天気が目まぐるしく変わっていく小倉です。まさに女心と秋の空、ですね(え、私が女心分かるかって?昔の人が様々な経験の中での言葉ですから、一部はきっと真実なのでしょう)。

    さて、そんなクルクルと目まぐるしく時代が動いた時期を、今日の日本史では扱いました。日本史で現在のレポート範囲は幕末。前回の授業では、日本を取り巻く海外の状況とペリーの来航までの話を整理しました。今回はその続き、桜田門外の変から戊辰戦争の手前までを扱いました。

    聞いたことがある名前も、多いかと思います。坂本龍馬、西郷隆盛、吉田松陰、勝海舟、高杉晋作、近藤勇、などなど…。生徒も聞いたことある、という感じでしたね。山口出身の私やAくんは、自然と幕末の話が地元では流れますので身近な存在も多くいます。また、関門海峡は四国連合艦隊から砲撃を受けたり、四境戦争(第二次長州征伐)では小倉も戦場の一つになったりと、北九州近辺も大きく歴史の転換点に関わった土地でした。

    260年ほど続いた江戸幕府ですが、桜田門外の変から五稜郭の戦い(戊辰戦争最後の戦い)まではおよそ10年。作ることは難しい、壊すことは簡単、維持することは一番難しい、ということを実感できる歴史の流れを感じてもらえたかと思います。この後にできた明治政府は、どのような政治理念や目的を持っていたか、世界の中での日本の位置づけなどは次回以降話しますが、ここもかなりの急ピッチで時代は動いていきますよ。

    幕末に大きく時代に影響を与えた長州藩(現在の山口県)ですが、当時の藩主は毛利敬親と言います。

    ペリーの船に乗り込もうとしたり、外国に大砲を打ってみたり、武士以外の身分を兵隊に加えてみたり(その他諸々)とある種トラブルメーカーを多く家臣に抱えていました。くちぐせは「そうせい(そのようにしなさい)」。Noを言わない殿様とのイメージがありますが、借金を返済するための改革をするために部下が動きやすい環境を作ったり、部下の意見を上手に取り入れた折衷案を出したり、下すべき決断は素早くしたりと、多くの場面でリーダーシップを発揮していたようです。教科書にはなかなか出にくい人物ですが、また興味のある方は調べてみてくださいね。

    そしてやっぱり最後に言います。毛利敬親のように広島カープの選手が最大限のパフォーマンスを発揮できるよう、緒方監督、今日もリーダーシップを発揮してください!

    通信制 一ツ葉高校 小倉キャンパス 松本

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