時代の境目
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの石野です。
昨日はバスケ部の練習、お疲れ様でした。
やはり体育館は熱気がこもりますね。
開けられる限りの窓を開けましたが、シュート練習だけでもう汗だくでした。
スポーツドリンクも多めに用意しておいて正解でした。
さて、本日の日本史では応仁の乱以降の室町時代を扱いました。
この戦乱で京の町が焼け野原になると幕府の権威は衰え、
時代は戦国へと向かってゆきます。
特筆すべきことは、この応仁の乱によって、
都に独占されていた様々な学問や文化が日本全国に広まったということです。
いまでこそ、学校に行って勉強したり、
図書館に行って本を読んだり、
場合によってはテレビを見ることによっても知識を得ることができます。
ネット環境も発達したいま、情報には事欠きませんね。
でも、室町時代前半まではそうではありませんでした。
本を見ることができる人は限られていましたし、
その読み方を教えてくれる先生も限られていました。
先生も簡単に弟子入りさせてくれるとは限りません。
しかし応仁の乱で、京都で暮らせなくなった貴族たちは、
知識や書籍や芸術品を持って、地方の有力者のもとに逃れていきます。
それによって、独占されていた様々な知識が全国に広がるわけです。
そして学問だけでなく、文化も全国に広がりました。
室町時代は書院造や能や狂言、さらには茶道といった「日本的」なものが生まれた時期。
味噌や醤油など我々の食生活に欠かせない調味料が広まったのもこの時期です。
室町時代、とりわけ応仁の乱は時代の大きな境目ということができるでしょう。
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