- 通信制高校 一ツ葉高校
- 一ツ葉について
- 通信制高校について
通信制高校の説明
不登校、集団生活が苦手など、様々な理由で全日制や定時制への進学が困難な方がいらっしゃいます。通信制高校では、そういった方でも安心のサポート体制で一人一人と真摯に向き合う、個人を尊重した教育が行われています。
また、高校へ進学したものの途中で諦めてしまった方、現在在学している高校が合わず、転入を検討されている方は、通信制高校入学に際して、過去の在籍期間を加味した上で履修するため、卒業までの期間が短くなります。
どんな人が通っているか
中学卒業後全日制などへ進学しなかった方、進学したものの卒業まで至らなかった方だけでなく、仕事をしながら通信制高校へ通っている方もいらっしゃいます。
また、今現在中学校へ行くことが出来ずにいる子供たちへ、プレスクールを通じ学ぶことの楽しさを提供し、その先の高校生活へつながるような取り組みも行っています。
目的に合わせて選べる8つのコース
通信制ではありますが、全日制と変わりなく、平日は毎日登校することも可能ですし、反対に時間がない、どうしても登校することが困難な場合はキャンパスへ出向かずに、卒業まで進むことも可能です。海外の大学へ進学を希望される方へ特化したコースには、一般的な高校よりも充実したカリキュラムで学ぶことが可能なため、将来海外で活躍したい方にも選ばれています。
全日制・定時制の違い
全日制高校と定時制高校との違いは、全日制は原則として平日の昼間登校しての学習となります。修学旅行に遠足、体育祭や文化祭など集団行動をするイベントも多く、留年等の場合を除きクラスメイトは同じ年齢となり、進級し3年間で卒業となります。定時制は通信制高校と同じく幅広い年齢の方が在籍しており、4年の間に登校し、必要単位を修得することで卒業となります。通信制高校から編入する生徒やその反対もあります。
転入・編入の違い
全日制などから通信制高校への入学をしようとした場合、転入か編入かにより入学可能な時期や入学時に反映される前籍校での単位などが異なります。
転入とは、現在高校に在学中の方が別の学校へ学籍を移すことです。転校という言葉が一般的でしょうか。対して、編入とは、現在は退学等により高校に在籍していない方が、新たに入学することです。通信制高校など他校へ移る際には、転入の場合には学年途中でも単位が引きつがれますが、編入の場合は学年途中で退学してしまうと学年の始めから退学時点までの単位が無効となってしまいます。ですので、現在もし高校へ在学中という方は、転入を選択されると、1から単位を取り直すことなく、新しい学校生活を始めることが可能となります。
入学と卒業時期について
入学・編入について
通信制高校への入学に際しては、入学希望者の方の現在の状況により、可能な時期が異なります。
中学卒業予定、既卒でそれから現在まで高校へ在籍していない、高校を中退した、という場合には、4月の前期スタートと10月の後期スタートの2回の機会があります。今現在高校へ在籍している方は、いつでも転入が可能です。
卒業・留年・進学について
通信制高校においての卒業については、全日制の高校とは異なり、単位修得が鍵となります。他校と併せて3年以上の在籍並びに必要な単位の修得が完了すれば卒業となるため、留年や進級といった概念はないと言えます。そのため通信制高校に明確な卒業時期はなく、個人のペースに合わせて科目ごとに必要な単位を修得し、終えると卒業ということとなります。
通信制高校の仕組み(レポート, スクーリング)
全日制や定時制の高校と違い、通信制高校では頻繁に登校しなくても単位を取得し、卒業することが可能です。その仕組みの一部としてレポートとスクーリングがあります。レポートは大学の単位修得の手段としても、しばしば採用されています。
レポートについて
通信制高校はコースにもよりますが、毎日の登校を義務付けておらず、自宅で学習することが可能です。そのため科目ごとに、単位修得に必要な学習内容を理解できているか、苦手な分野はどこかの確認などのためにレポート提出を行うことで、個人個人の能力を判断する手段として採用しています。講師陣が添削を行い、それを指導に組み込むことで、よりきめ細やかなサポートが行えるのです。提出されたレポートを基に指導を行ったり、面接を行ったりすることもスクーリングの一環となります。
スクーリングについて
また、スクーリングは周りとコミュニケーションをとり、集団で動くことの大切さを学ぶという大事な役割ももっています。通信制高校によっては、週に一度など一定間隔でのスクーリングが義務付けられている場合もあります。スクーリングを同じ学校に通う生徒同士のレクリエーションの場に活用することで、不登校で通信制高校を選択した生徒も自然な形でソーシャルスキルを手に入れることが出来るのです。 キャンパスではスクーリング以外にもイベントを行っています。その中でもソーシャルスキルを磨くことができます。
就職と進路
通信制高校を全日制高校と比較した場合、就職など卒業後の進路に不利なのではないか、と不安に思われる方もいらっしゃいますが、実際はそのような心配はありません。むしろ卒業後の即戦力になるコース、日本はもちろん、海外の大学への進学サポートが充実したコースなど、将来へつながる学習環境が整っています。
通信制高校卒業後の主な進路
通信制高校卒業後の主な進路としては、就職、大学進学、専門学校などがあります。いずれの場合も在校中に修得できるソーシャルスキルを活かすことができます。
就職支援の一環として、希望する職種に沿った在学中の資格取得や検定合格へのサポートがあります。また、公的な就職支援施設を通じての卒業後の進路確保を行います。もちろん卒業後即就職ではなく進学したとしても、その後の就職活動において、在学中に取得した資格を活かせることも十分考えられます。
大学進学に向けた濃密なサポート
仕事と学業を両立させている方も、高校卒業資格を手に入れることで次のステップへの選択肢が広がります。大学進学を希望し、最初から特化したコースへ入学した場合には、一般的な高校での勉強よりも密度の濃い予備校のような指導を受けることが可能です。通信制高校ならではの強みである、自宅でのWEBを使用した学習、レポートと模試の結果を踏まえた個人指導で、最大限大学進学に向けてサポートを行います。
常に自分の学力を把握し、希望進路へ進むために、どのような弱点を克服すべきかを理解する事ができます。そのため、大学合格への道筋を作っていくことが出来、進学校と呼ばれる全日制の高校生も目指す、一流大学への合格も夢ではありません。実際に在校中から目標とする大学合格のために努力し、現役合格をした生徒も続々誕生しています。
メリット
通信制高校を選択するにあたってのメリットは、大きく3つあります。
自分のペースで高卒資格を取得可能
1つ目は、今まで不登校で学校に行けなかった方でも高校へ入学し、少ない登校日数と既定の単位修得などを行うことで、高校卒業の資格を手に入れられることです。
学校という空間、環境そのものが嫌、クラスメイトという存在が苦手、集団行動ができないなど、不登校に至ってしまう要因はいくつもあるでしょう。学校には行きたくないけれど学ぶ意欲はある、という方にも安心してお選びいただけます。レポートやスクーリングなど登校の必要がある指定日もありますが、毎日通わなくても自分のペースで学習しながら、きちんと指導を受けられるというのは大きな強みとなります。
校外学習型スクーリングや楽しいイベントであれば、勉強だけをしに登校するより心理的ハードルが低くなります。その時の楽しいという気持ちが次の登校へつながり、学校生活の継続に繋がっていきます。
通信制高校なら、家庭や仕事と両立可能
2つ目は、働きながらでも高校生活を送れることです。中学卒業後に家庭の事情などでそのまま就職した方、一度高校へ進学したものの退学し、就職した方などで高校卒業を目指す方には、在籍中レポート提出を適切に行うことで一切の登校の必要がないコースがあります。
現在就業している場合であっても帰宅後学習し定められたレポートを提出、講師が添削していくスタイルも可能ですので、無理がなく続けられます。また、勉強に割く時間は当然増えますが、仕事を辞めなくても良いため、時間や生活維持のために学ぶことを断念していた方々も、年齢を問わず高校生活を送ることが出来ます。
生徒一人ひとりに向き合ってしっかりサポート
3つ目は、個人に向き合った学習ができることです。大人数に対し一人の教師という一般的な学校の現場では一律に授業が進められていき、後は自分自身で補う必要がありますので、授業についていけないという理由で学ぶことを諦めてしまう方もいらっしゃるでしょう。
通信制高校であれば、出席率やテストの点数による評価で進級し、卒業するという形ではないため、個人と向き合った指導を行うことが出来ます。単位修得に必須となるレポート提出についても、集団での受講スタイル、個別指導、WEB、と自分に合った形態でのサポートを受けながら作成が可能ですので、学習内容に追いつけないと行き詰った状況に陥りにくくなります。進学を目的としたコースでは、通常の指導に加えて模試と個人面談でのフィードバックにより、大学進学に向け個人のレベルに合わせた指導で、より濃い学習を実現できます。
学費と費用
学費は奨学金などで減額可能
学校選びの際に保護者の方が気にされるポイントとしては、学費やその他の費用も挙げられます。また、自立した大人の方が通信制高校を検討される際にも同じように気になる点でしょう。学費は選択するコースにより異なりますが、高等学校就学支援金対象であるため、家庭の経済状況に応じた授業料の減額を受けられる場合があります。また、定められた条件を満たせば奨学金の給付を受けられる仕組みもありますので、活用することで在学中に掛かる費用を減らすことが出来ます。
コースとキャンパスによって分かりやすい基本費用
民間の全日制高校と比較しても決して高額ではありません。受験費用や教材費、入学金は全生徒が必要となる学費ですが、大学進学や平日は毎日登校する方と自宅学習メインの方ではキャンパス使用に関しての費用が異なります。受験の前のコース選択ではこうした部分も加味し、学び続けられる選択をするのも大切です。基本の費用に関しては、キャンパスとコースごとに明確になっているため、年間費用と必要な在籍期間により算出が容易となります。一切登校を必要としないコースを除いては、スクーリングや校内イベントなどの費用も別途発生します。大学受験費用に全国模試、各種検定費用など、個人の選択により必要となる費用もあります。