千葉キャンパス ブログ

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  1. 歴史を学ぶと

    通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの星田です。

    今日は世界史の第二回目の授業です古代オリエントの続きです。
    クレタ文明について説明するのに改めてクノッソス宮殿の迷宮のミノタウロスについて、
    調べてみました。様々の文献で、微妙な表現の違いがみられました。

    まず、海の神ポセイドンに捧げる雄牛をミノス王が、忘れたので怒りをかってしまったというもの。
    海の神ポセイドンか後で生贄に捧げると言う約束で渡された雄牛をミノス王が、
    あまりの美しさから違う雄牛を生贄として、捧げたことがばれて怒りをかってしまったと言うもの、
    または、黄金をもらったものをミノス王が自分のものにしたことで、怒りをかったものと、
    きっかけは様々です。

    どれが、一番正しい説なのか、どうしてそのような説が出てきたのか、
    生徒のみなさんも自分で調べてみるのもいいかと思います。
    ギリシャ神話は、日本の説話のように、なかなか根拠付けが出来ないものが多々あります。
    また、ギリシャ神話は、ゲームや映画でキャラクターが使われていることが多々あるので、
    その元がこんなお話のこんなキャラクターだったのかと新しい発見があると思います。

    また、昔は、よく使われていた俗語で、今はすっかり使われなくなった言葉の発見もあります。
    例えば、ポリスの1つスパルタは、奴隷をしっかり押さえつけるために、
    平民は、7歳から30歳まで、厳しい軍国制度による訓練がなされました。
    よって、厳しく指導することをスパルタ教育と表現することがありました。
    今はすっかり使わなくなりましたね。

    よく歴史の本や、百科辞典、博物館などで、昔の人は、
    海の向こうは大きな滝になっているので、落ちてしまうと信じていたと言うことを
    目にすると思います。

    なので、大航海時代は、かなり勇気があったと考えられています。
    しかしあれは、まだ紀元前、貿易や交易を行っていた海の民が、
    利益を他の国の人たちに奪われないために、わざと海の向こうは滝だと言っていたんです。

    それが口々に広まっていったんですね。それで、14世紀までは、
    誰も航海をしたがってはいませんでした。
    しかし紀元前すでに少なくともアフリカ大陸は一周されていたんです。
    それこそ大航海時代ですね。

    このように、1つのことをそれぞれ深く掘り下げていくと、新しい発見があります。
    また、地歴公民はそれぞれつながりがあるので、偏りなく、学んで頂きたいと思います。

    通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス 星田

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