千葉キャンパス ブログ

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  1. 卒業式を振り返る、間もなく・・・

    通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの榊原です。

    気がついたら3月も2週目に突入し、2016年度の卒業式があっという間に終わっていました。
    うーん、早い、去年よりも1週間早かったせいでもありますが、今年は本当にあっという間でしたね。

    私やF先生は、例年男子生徒を中心に、「本番は泣くなよ」プレッシャーをかけられます。
    証書授与の練習中、答辞の練習後、卒業制作を作りながら、2月も終わりに差し掛かるとあらゆる場面でそのように声をかけられるのです。
    彼ら彼女らはそう私たちに言う時、決まっていたずらっ子のような、ちょっと得意気な顔をしています。だから私も、期待に応えて「私の涙は安くないからね、任せておきなさい」とドヤ顔で返します。
    もちろん、今年もそうでした。

    3/3(金)、前日までの冷たい雨が嘘のように、あたたかい日差しが印象的な一日でした。
    キャンパスでの練習時には友達同士でつついたりふざけあったりしていた生徒たちが、少し緊張した面持ちで、背筋を伸ばして並んでいます。
    入場から証書授与、送辞、答辞、校歌斉唱、最後の写真撮影まで、どこを切り取っても生徒たちはみんな立派でした。
    会場での最後のホームルーム、先生方から一言ずつもらって、和やかであたたかい、少し名残惜しい空気が流れます。
    私は会場後方、みんなで作った卒業制作の前で、生徒たちを待ち構えました。

    今年の千葉キャンパス卒業制作は、保護者の皆様へのメッセージカードです。
    一ツ葉高校での学びをいつもあたたかく見守ってくださった保護者の皆様への感謝の気持ちを、メッセージカードに込めました。
    口に出して伝えるのは恥ずかしいけれど、こうして形にすれば素直に表現できますからね。
    今年は「持って帰れる卒業制作」を目指し、みんなでアイディアを出し合って、素敵なものができあがりました。

    代わる代わる私のところへやって来た生徒たちから、思いもよらないプレゼントをもらいました。
    これまでの思い出、つらかったことも楽しかったことも、たくさんの思い出を言葉にし、最後に、
    「先生たちのおかげで卒業できました」
    惨敗です、今年は顔面がズタボロになるまで泣かされました。
    みんなが、ひとりひとりがそれぞれにがんばったから、君たちの手に卒業証書があるのです。
    君たちと一緒にがんばれて良かった、心の底からそう思い、共有し、次から次へと涙が溢れました。

    卒業おめでとう、こうして振り返っている今もまた泣きそうです(笑)。
    春からの新生活は時に苦しく、時に楽しく、迷うことも惑うこともたくさんあるでしょう。
    困った時、つらくて悲しくなった時、嬉しい時も、素敵な出会いがあった時も、一ツ葉高校を思い出してまた遊びに来てください。
    ・・・できれば私たちが寂しいと思う暇も与えないくらい遊びに来てください(笑)。

    なーんて、振り返ってじーんときているのはもしかしたら私だけかもしれません。
    生徒たちは週が明けて今日から、一泊二日のウィンタースクールに出かけたのですから!
    私は(マイナス方面に)奇跡の運動神経の持ち主であるため、生徒が少ない千葉キャンパスでお留守番です。
    仲良しがパワーアップして帰って来るであろう生徒たちを待ちながら、卒業式の準備で散らかったキャンパスを片付けています・・・(笑)。

    通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス 榊原

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